2017年6月27日火曜日

不機嫌を止められない

偉い人ほど、いつも機嫌がよくてフレンドリーだなと思う。
お疲れ様ーと声をかけてくれる。
エレベーターで一緒になると「最近元気?」と言ってくれる。

まさか覚えられてないだろう、と思ってるから、びっくりして嬉しくなる。

誰とも仲良く、みんなを気遣い、30歳以上年下の社員の名前も覚える。そういう人だから、人から好かれ、頼られ、偉くなれるんだろうなと思う。

いつも機嫌よくありたいと思う。
だけど、仕事をすると不機嫌になるのを止められない。
空腹、疲労、終わらない資料。

ふーっと細くため息をつく。不機嫌成分を全て吐き出すつもりで。

もっとやらなきゃと思いながら、もう働かない頭をどうにもできない。
荷物をノロノロ片付けて、帰る。

化粧はとっくに落ち、目は乾燥している。
今日もコンビニで適当な夕飯を買って、駄目だとわかっていながらも寝る直前に油っこい食事をするのだろう。シャワーを浴び、髪を乾かすのがとてつもなく面倒に感じるのだろう。

帰り道の私はとっても不機嫌な顔をしている。

毎日機嫌よく働きたいのに。