2018年7月26日木曜日

一級建築士学科試験にまつわる感想

勉強を完全にやめてしまったのは受験の3週間前のことだった。

昨年の秋から毎週日曜日と連休はずっと資格学校に通う日々だったが、3回目の模試が終わった時点で、「これは箸にも棒にもかからんな」としばらく放心状態になった。
試験1か月前のことだった。

モチベーションは坂を転がり落ちるように低下していき、7月に入ったのをきっかけに学校へ通うのをやめた。
何もしない休日は、テレビを見たり本を読んだりしてだらだら過ごした。脳みそがぬるま湯に浸かっているような気分だった。
無駄にした休日ほど、1日が一瞬のように終わった。

一級建築士の勉強は、時々、知らない外国語の勉強のようだと思った。
勉強の内容と、私が所属する会社での実務がほとんどつながらない。

だから、勉強したことがそのまま仕事に役に立つ実施設計とか施工管理をしている人たちがうらやましいなと思うこともあった。

だけど、ラッキーなこともあった。
試験1ヶ月前から、少し設計に関われることになったのだ。
今まさにヒーヒー言いながら図面をかいている。こうやって建物ってできるのか、と改めて実感している。
そして資格のテキストを読み返すとけっこう勉強になる。

改めて、一級建築士学科試験は私にとって、めちゃくちゃ難しかった。
ある程度覚悟を決めて、集中して勉強しないといけないのだのわかった。

思えばこの一年、上京して2年住んだマンションを引っ越し、結婚して夫との二人暮らしを始め、祖母が亡くなり、ストレスから心療内科に通いだし、色んなことがあった。

今年は勉強を人生の優先順位の一番にして、合格したあかつきには、理想の夢のマイホームを設計しようではないか。

来年もう一度一級建築士を受ける私へ(当日編)

・上着必須
教室は冷房が効きすぎて寒い。パーカーかカーディガンがいる。外と中の温度差でくしゃみと鼻水が止まらなくなるので、ポケットティッシュも3セットほど持っていった方がいい。

・昼御飯
試験会場最寄りのコンビニは同じ受験生で長蛇の列、かつおにぎりの棚はすっからかんだった。昼ごはんは自宅近くのコンビニで買った方がよい。

・トイレは毎休憩ごとに行く
水分をいっぱいとることもあり、試験中けっこうトイレに行きたくなる。途中退出もできるがあまりしたくない。

・受験倍率について
受験当日、教室には100人の受験生がいる予定だった。学科試験の倍率は15%ぐらいなので、100人中15人が受かる。

当日の欠席者はちょうど20人だった。そして私のように、成績が明らかに厳しいけど、体験だと思って受けている人も10人ぐらいいると思う。また完全に諦めた途中退出者も10人ほどいた。
おそらく、合格の可能性があって真剣に受験しているのは60人ぐらいだったと思う。
60人中15人が受かると考えると4人に一人、そう思うと少し手が届きそうな気がしてくる。

今年一年は模試で上位3割に入り続けることを目標にする。

2018年7月6日金曜日

つらいことがあったときは

仕事中、過剰に緊張してうまくいかなかったなー、恥ずかしかったなーと思っていると、帰り道に「うー」とか「あー」とか声が出てしまう。
いつまでたっても手が震えて、格好悪いことこの上ない。

この日はとりわけ上手く行かなかったので、美味しいものを食べるか洋服を買うかで天秤にかけた結果、トゥモローランドで紺色のパンツスーツと、色んな植物が水彩画のように描かれた薄ピンク色のブラウスを買った。

美しい装飾品は、みじめさから救ってくれると思う。
予期せぬ散財だが、これを着て、また仕事頑張ろう…

2018年7月2日月曜日

自分を律せない

どう考えても後方集団を走っているのに、今さら先頭集団には追い付けないのに、走り続ける意味はあるのだろうか。

負けることが分かっているレースを続けることはしんどくて、毎日自分を少しずつ嫌いになり続ける。

思い出したように泣いては、未だに私は自分に対する期待値が高いのだとうんざりする。

こういうとき、周りのせいにしたくなる。
実家暮らしじゃないから。仕事から帰ってきて、家事を全て一人でやらなきゃいけないから。

そして恵まれている(ように見える)人を恨んでみたくなる。

そのあといつも、そういう風にしか考えられない自分を嫌いになる。その繰り返し。