同じ寮の友達と宗教の話をしたときに言われた言葉がとても印象に残っています。
「今夜眠っても明日の朝には目が覚めるかはわからない。だから毎晩眠る前に神にお祈りをして自分が生かされていることに感謝するんだ。」
小学校の5,6年の頃だったかと思いますが、地元のホールに絵本作家3名が来られた講演会を母に連れられて聞きに行ったことがあります。一人はきたやまようこさんであとのお二人は忘れてしまいましたが..
最後の質問のときに、私は「絵本作家として子どもたちに一番伝えたいことはなんですか。」と聞きました。今文字にして見ると、なんだか格好つけて生意気な質問をしたなと思うのですが、
小学生だった当時、絵本は家に何冊もあって特にきたやまようこさんの絵本はとても好きだったので、なんでもいいからとりあえず何か聞いてみたいという思いからした質問でした。
詳しいことは忘れてしまったのですが、3名とも「生きていってほしい。子どもたちに生きて、と伝えたい」という内容のことをおっしゃっていたのを覚えています。
「生きる」という重い言葉が出てきて、その時少し戸惑ったのを思い出します。
話は戻りますが、宗教をもつ人と話していると、私には人生で大切にするものっていったい何なんだろうといつも考えさせられます。毎晩祈りを捧げる神が私にはいない。
でも私にとっては「生きる」ということがきっと大事なんだろうと思います。
私も、とにかく生きていようと思います。
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