2013年4月5日金曜日
別れの言葉
1年間、長いようであっという間だったフィリピンでの生活が終わります。
これからおそらく一生記憶に残るであろう濃い1年間でした。
去年の4月15日、一人でフィリピンに着いた日、心細くて泣きながらマクドナルドで晩御飯を食べたことを昨日の出来事のように思い出します。今ではすっかりフィリピンに馴染み、街を歩けば
しょっちゅうフィリピン人に間違えられるようになりました。
1年を通して、変わったこと。それは少し自信がついたことです。これは自分の小ささを知ったことの自信です。この大きな世界では小さい存在だけれど、でも自分が面白いと思うことを面白いと思うやり方ですればいいんだと気づけたことは大きな財産だったなと思います。
大学2回生のとき、自分の人生を自分で何も決断してこなかったことに気づき、でも周りは
ちゃんと自分で選び取っていて、今までそれをしてこなかった自分に毎日後悔していました。
その時は生きているのがしんどいとさえ思っていました。
自分で選んだことを自力で実現させなければ、という切迫感を抱いて私はフィリピンに来ました。
けれど、おおらかなフィリピンの人達とあっけらかんとした暑さのなかで毎日過ごすうちにどんどんいろんなことから開放されていくような実感がありました。楽しいことばかりではありませんでしたが、それでも振り返ってみると面白い日々だったなと思います。
過去は過ぎ去り、未来は未だ来らず。
これからは自分が面白いと思うことにどんどん飛びついて、人生を満たせますように。
最後に、今までこのブログを読んでくださってありがとうございました。
「フィリピン留学日記」はこの投稿を最後に終わります。
それでは、さらばフィリピン!Mabuhay!
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