先週の火、水曜日に総合情報学部の方たちとマニラの日本大使館、クリニックを訪問してきました。
日本大使館の福永さんのお話について。
フィリピンのミンダナオの現状と福永さんがされている国際監視団についてわかりやすく説明してくださいました。特にミンダナオの大きな問題である宗教ついてはとても興味深くお聞きしました。お互い正義のもとに戦っているのだからどちらが悪いとかはないはずなのだけれど、それでも大虐殺のような事態が起こることについてはやっぱり理解に苦しみます。福永さんは「宗教は生きていく上での衣服のようなものだ。厚着の人もいれば薄着の人もいる。必要のない人もいるけれどあったほうが良い。」とおっしゃっていました。私は多分ぺらぺらの超薄着なのですが、厚着をする人の気持ちは理解したいです。何が、争いへ向かわせるんだろう。そこまで大切にするものは何なのだろう。
1つ意外だったのが、福永さんの仕事をする理由が「お世話になったフィリピンに恩返しをしたいから」ということです。日本大使館で働いておられるのだからきっと社会のためにという大きな使命感からかなと思っていたので少し驚きました。でも大きな使命感で働くのってきっとしんどそうだなという気がしました。それに比べて「お世話になった人がいるから、好きな人がいるから、そういう人たちに恩返しをしたいから」というのは、すごく心の満足感が大きいのだろうという気がします。
もう一人、マカティでクリニックをされている菊池さんのお話について。
フィリピンの医療事情についてもお話も興味深かったのですが、私はそれよりも菊池さんの生き方の方がもっと興味を持ちました。大学を卒業されて、数学教師として協力隊、その後日本で医学部に入りなおして35歳でお医者さんになられたそうです。そしてフィリピンのクリニックで治療とフィリピン人医師への指導をされています。当たり前に医療が受けられる日本と比べてフィリピンの医療はたくさん問題があり、それを改善しようとされているのです。
お二人のお話を聞いて思ったのは、お二人とも普通の人生とは違う生き方をされているということ。
普通の人生なんてものも無いのかもしれませんが..私は22歳で就職して55歳ぐらいまで会社勤めをするのが社会人としての人生なんだと本気で思っていました。だから一浪、さらに休学というのはとんでもなく回り道をしていると自分に焦りを感じることもありました。
けれど福永さん、菊池さんのお話を聞き自分の焦りなんて本当にちっぽけなもので、それよりも自分がこう生きたいというものをもっと大事にしたいと思いました。これが正解だろうと勝手に自分で思い込んだ生き方に縛られるのはやっぱりイヤだなあと。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」 高杉晋作
福永さんが引用されていたのですが、やっぱり私もおもしろく生きたいです。
おもしろきこともなき世、とありますが本当は世界はおもしろいことで溢れているのだと思います。そしてそれを見つけられるようになりたいのです。
はじめまして、現在、セブ島の語学学校に通っているhiroというものです。
返信削除ブラカンの大学に通われているのですね☆驚きました。実はブラカンの大学に友達がいるので、11月から1年ほど住もうとかんがえています。もし、お会いすることがありましたらよろしくです(*^^)
すいません、もし分かりましたら教えてください。NORTHFIELDS EXECUTIVE VILLAGEの地域はレンタルハウスはありますでしょうか?
ブラカンは本当に車で行っただけなので、治安とかいまいちまだわかっていません。いろいろご教授いただけたら幸いです。ブラカンに寄った時に写真撮りました( ´▽`)
http://englishcebu.com/university.html
はじめまして。コメントありがとうございます!
削除こちらこそよろしくお願いします。
こちらは学生寮がいくつかあるので、住むところには困らないんじゃないでしょうか。。治安については、深夜に一人で出歩いたりしなければ大丈夫だと思います^^
hiroさんのブログも読ませていただきます。