1学期も終わりに近づき、これでもかと宿題が出ています。semester breakが待ち遠しい!
先週、先々週とブラカンの孤児院に行ってきました。3歳から高校生まで20人ほどと、大人が4人ほど共同生活しているところです。
家族がいない、家族と生活しない、ということはどういうことなのか私にはうまく想像できませんが、そこではみんながほんとに一つの大きな家族のようでした。
これから授業のない日は定期的に行こうと思っています。小さなことでも何かできたらいいなと思います。
話は変わりますが、マスコミ学科の友達に写真の展示があるからと誘われて見に行きました。
その展示では、マスコミ学科の3回生たちが映画を1つ選び、社会問題と関連付けてその内容を自分なりに解釈して写真を撮るのだそうです。そして映画のタイトルがそのまま写真のタイトルになります。
私が強く印象に残っているのは「alice in wonderland」というタイトルで、ぼろぼろの服を着たストリートチルドレンの女の子が、ごみがいっぱいの街をさまようように歩いているモノクロの写真
です。「本当ならこんなとこにいるはずじゃない、もっと美しく生きられる世界があるの。でも今、このごみだらけの世界にたまたま紛れ込んでしまっただけ」と女の子の声が聞こえてきそうで、このゴミだらけの街をwonderlandと表現したのはすごいなあと思いました。
ストリートチルドレン以外にも手足のない人、物乞いをする老人を撮影したものも多く、日本だったらまずこういうモデルを見つけること自体難しいんじゃないかと思いました。
日本と変わらないような大学生活を楽しむ学生、ショッピングモールで買い物を楽しむ人たちの隣で、そのような人たちも同時に生活している。そういうフィリピンの現実を改めて実感しました。
孤児院にお世話になってるんやね!なんてところかな?知ってるところかな?
返信削除マスコミの展示、おもしろいね。物語はハッピーエンドやけど、そこにいる人たちはハッピーになれるんやろうか。でもそう考えた自分が、そこの子どもたちを不幸って決めつけてる気もする。
写真にはどんなメッセージがあったんやろうか。どうやって被写体を選んだんやろうか。
考え出すと止まらんくなるな。
お返事遅くなりました><
削除孤児院はEPHESUSとSTONINO ORPHANAGEというところです。EPHESUSの方は去年ブラカンに留学していた関大の女の子に教えてもらいました。STONINO ORPHANAGEはEPHESUSの方に紹介していただきました。
確かに、ストリートチルドレンというだけで貧しく不幸というイメージを勝手に持ってしまいました。日本人だから特にそのような貧困の生活は目に見えにくいのかなとも思いました。でもたとえその子にとっては路上の生活が幸福であったとしてもやっぱり学校に行ったり、人にものを乞わなくても生きていける人生を願ってしまいます。
貧困の原因もどうしたら改善されるのかもわからないですが、貧困自体が無くなればいいのにといつも思います。