2015年10月15日木曜日

夜な夜なアクセサリー




洋服を衣替えしたので、アクセサリーも秋冬用に新しく作った。マフラーやセーターにつけるブローチと、伸びてきた髪を結ぶヘアゴム、秋っぽい色のピアス。


この間、少し大きなステージで発表する機会があった。スーツに近い服を着て、なんとなくふざけて見えたら嫌だなあと思ったのでアクセサリーは何もつけなかった。

同じ会場に、デザイナーの方がいた。50代ぐらいだろうか。黒の変形したワンピースにショートブーツ、長い黒髪を後ろに垂らして黒いターバンをつけていた。そして耳には銀色の大きなフープピアス。その人の肌の色と、服の黒、ピアスの銀色のバランスが美しくて、圧倒的に格好良かった。

自分の発表を終えて、やっぱり小さなピアスでもつければよかったと後悔した。

女性が綺麗に装ってさらにきらっとアクセサリーを付けていると、「私はこの場を盛り上げ、華やかにしようと思っています」という意思表明に見える気がした。そういった礼儀を示すものとして、そして自分の人となりを表現するものとして、アクセサリーは服よりもパワーを持つと思う。だって本来は全く必要じゃないものを、あえて身に着けているのだから。

毎日きちんと服を着て、きらきらを身に着けよう。
私はちゃんと生活を楽しんでいます、と表明するために。

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