フィリピンの日系企業でインターンを始めて4日が経った。実際に日本の会社で社員として働いたことがないので詳しいことはわからないが、会社の雰囲気は日本の会社ととても近いのではないかと思う。
留学中、ビザ取得のために行ったマニラのImmigration、日本からの荷物を取りに行ったブラカンの郵便局、学生ビザ取得のため健康診断を受けた病院などフィリピン人によって運営されているところはどこも公的な施設であってもなかなか事がスムーズに進まず、長時間待たされるのは当たり前だった。大学の先生が3時間の授業に2時間遅刻してくること、ついには授業に来ないこともしょっちゅうあった。それが私の知っていたフィリピンの働く人々だった。
ここでは遅刻をする人もおらず、私語も少ない。そういえばボランティアに行っていたアメリカのNGO団体Habitatのフィリピンオフィスもやはり毎回ぴりっとするような緊張感があった。
個人的には、働く環境は私語も少なく多少の緊張感がある現場がいいとは思うが、フィリピンの人たちが時には歌いながら仕事をしていたり、また待たされるのも仕方ないとみんなわかっているゆったりした雰囲気はとても好きだ。どのような働き方にも一長一短があり、その違いを垣間見えるのは面白いなあと思う。
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