2017年11月26日日曜日
相手の好きなところ
彼は仕事で自分よりも年上の人たちの調整役をするらしいが、多分すごく彼の安定さは役に立っているのだろうなと思う。
私の目は細くない。だから色んなものが目に表れてしまう。嬉しさも、驚きも、悲しみも、疲労も。表情がわかりやすいと人に言われることは、大人になるとあまり良くないことだと思うようになった。
彼の仕事を、私は敬意と少しの羨ましさを込めて、遠洋漁業の漁師と呼ぶ。数か月海外に漁に出て、少しの間日本に戻ってきて、また次の漁へ出る漁師のような職業だ、と。そして私も同じ仕事に就きたかった。
もうすぐ彼が漁から帰ってくる。私は浜辺で待っている。
2017年11月25日土曜日
11月25日 晴天
心から楽しみにしていた引っ越しだったが、引っ越しに関わる色んな作業を一人で進めていると気づけば口元に吹き出物がいっぱい現れ、ああ身体は疲れているんだなと思った。
だけど新しい部屋は想像以上に快適で、生活の質が上がるとはこういうことかと実感している。一番嬉しいのは、部屋の窓から遠くにスカイツリーが見えることだ。流れ星のようなスカイツリーのライティングは、永遠にぼーっと見ていられる。
スカイツリーはもはや、大自然だと思う。
2017年9月23日土曜日
身体が疲れるようになった
2017年9月13日水曜日
扁桃腺手術日記3
朝ごはん。わかめの味噌汁、人参とキャベツを煮て片栗粉でとろみをつけたやつ、ベーコンと豆腐の煮物、五分粥、紙パックの牛乳。牛乳をズボンに激しくこぼす。今日はスウェットじゃなく普通の綿のズボンを穿いたのに…
昨晩は22時から7時まで9時間ぐっすり眠った。こんなに寝ていて来週から社会復帰できるのだろうか。今日は会社に合わせて9~12時、13~17時はベッドで横にならずに勉強したり本を読んで過ごそうと思う。
喉痛いです。もうだめだ。
昼ごはん。人参とじゃがいもとキャベツのスープ、白身魚を煮たやつ、椎茸と豆腐の味噌汁、そうめん、プリン。量が多くてプリンは持ち帰った。摂取カロリーに対して消費カロリーが圧倒的に少ないのだろう。
病室のベッドは寝るところで、テーブルがあっても勉強する気にならない。やっぱり人がいる食堂にいないといけない。入院してから漫画も本いっぱい読んだが飽きてきた。この頃は漫画を読んでいると不安と焦りに襲われる。今日も食堂の窓からオフィスで働く人たちをぼんやり見ていた。
痛いのは喉だけ。あとは圧倒的に健康だ。頭も冴えているし眠気もない。時間をどぶに捨てているような気がして焦るのはなぜ。さっきNTTから電話がかかってきてそれはただの営業の電話だったのだけど誰かと話せて嬉しかった。家族や彼とは違う、他人と話す嬉しさだった。
ー記録終わりー
9月6日、9月7日は勉強したりしながら過ごし、9月8日朝9時に無事退院した。
その後、痛み止めの薬を飲み続けているが喉は徐々に良くなっている。
2017年9月12日火曜日
扁桃腺手術日記2
母が昨晩、出張ついでに病院に寄ってくれた。喉を温めるストールを持ってきてほしいとお願いすると、ROPEでスカーフを買ってきてくれた。可愛かったかららしい。思てたんと違うが嬉しい。退院したら会社にしていこう。
朝ごはん。人参の炒めたの、わかめの味噌汁、スクランブルエッグ、五分粥、紙パックの牛乳。喉が痛くて痛くて腹が立ってくる。食堂から見えるビルにはオフィスで働いている人たちがいて月曜日だなと思う。どうか自分がやり残してきた仕事で何もトラブルが起きてませんように。
仕事、自分がいなくても誰かがやってくれるんだろうけど、迷惑だけはかけたくないなと思う。思ったところで何もできないのだけれど。
食事が食べられなくて常に空腹感。youtubeで高橋真麻がフジテレビの食堂で食べまくる動画を見ている。人がいっぱいご飯を食べる映像を見たいが大食いの動画はグロテスクに感じて食べ物も美味しそうに見えないから好きじゃない。高橋真麻のは食べ物も美味しそう、かついっぱい食べるので良い。
昼食。白身魚を煮たやつ、人参と玉葱のスープ、わかめの味噌汁、五分粥、ブドウゼリー。全然動いてないからか胃もたれした。ゼリーは食べきれず持って帰ってきた。
ベッドのシーツ交換のため一時的に食堂に行った。ベランダに出るとひんやりとした風に秋を感じた。働いている人達がいるオフィスが見える。世の中からぽつんと取り残された気分になった。
身体が元気だ。持ってきた資格の勉強をしようと思うが、テキストを開いた瞬間やる気が無くなる。ベランダで涼しい風に当たりに行きたいがもうすぐ点滴。
思い出したが、今私は夏休みをとっている。手術と入院をしているが、今は私の夏休みなのだ。休みらしいことをしたいな。
【やりたいこと】
1位:担々麺とチャーハンを食べる。可能なら羽田空港の中華料理屋の担々麺を食べたい。あそこはチャーハンも餃子も美味しい。GWに長崎に行くときに夕飯で食べて、美味しさを知った。
2位:髪を切ってパーマをあてる。
3位:秋服を買いに行く。ネイビーのパンツとレースのタイトスカートを買いたい。
4位:資格の勉強
5位:お洒落してブルーノートにジャズを聴きに行く。
6位:もんじゃ焼きを食べる。
7位:パスポートを更新していつでも海外に行ける態勢を整える。
8位:マニキュアとペディキュアを綺麗に塗る。
9位:通勤用リュックを見に行く。
10位:鴨川シーワールドのシャチを見ながら食事ができるレストランに行く。
11位:着ない洋服をリサイクルショップに持っていく。
12位:ミスドを食べる。
13位:日記を更新する。
14位:チークブラシを新調する。
15位:黒か紺のショートブーツもしくはレースアップシューズを買う。
16位:ボルドーやワインレッドの石を使って秋用のピアスを作る。
17位:赤いペンケースを買う。
18位:秋刀魚を焼いて大根おろしと出汁醤油で食べる。
19位:部屋に花を飾る。
20位:ブラウンでクラシカルなフレームの眼鏡を買う。
さていくつできるか。遅めの夏休みを取り戻そう。
晩ごはん。水餃子、卵入り味噌汁、茶碗蒸し、五分粥、杏仁豆腐。すぐお腹いっぱいになりちょっと残す。
2017年9月11日月曜日
扁桃腺手術日記1
しとしとと雨。具の無い味噌汁と水のようなおかゆ、桃の味だけついたゼリーの朝ごはんを食べるというより飲んだ。昨日に比べて咳き込まず食べられるようになった。相変わらず喉はひりひりと痛く何もやる気が起きない。冷房が効きすぎなのか私が薄着なのか部屋も食堂も寒かった。
黒部ダムの放水がテレビで生中継されている。2年前黒部ダムに放水を見に行ったときは直前に雨が降り、結局放水は無かった。ただ一面水がひたひたと貯まっていて、太陽に照らされエメラルド色にきらきら光っていたのが綺麗だった。
点滴がぎゅんぎゅん入っていく。冷たさを感じる。痺れたような感じ。この感覚は何かに似ている。辛いガムを食べた時の痺れと清涼感だ。
具無しのポタージュ、具無しの味噌汁、具無しの茶碗蒸し、くず湯、ミルクティーの昼食。30分前に痛み止めを飲んだから痛みは少しだけで食べ(飲め)た。特にポタージュは喉に膜が張る感じで全く痛みを感じなかった。昼食が終わるとまたひりつくような痛みが戻ってきてベッドで布団にくるまっている。
2017年8月6日日曜日
自分で自分を元気にしないといけない
2017年6月27日火曜日
不機嫌を止められない
偉い人ほど、いつも機嫌がよくてフレンドリーだなと思う。
お疲れ様ーと声をかけてくれる。
エレベーターで一緒になると「最近元気?」と言ってくれる。
まさか覚えられてないだろう、と思ってるから、びっくりして嬉しくなる。
誰とも仲良く、みんなを気遣い、30歳以上年下の社員の名前も覚える。そういう人だから、人から好かれ、頼られ、偉くなれるんだろうなと思う。
いつも機嫌よくありたいと思う。
だけど、仕事をすると不機嫌になるのを止められない。
空腹、疲労、終わらない資料。
ふーっと細くため息をつく。不機嫌成分を全て吐き出すつもりで。
もっとやらなきゃと思いながら、もう働かない頭をどうにもできない。
荷物をノロノロ片付けて、帰る。
化粧はとっくに落ち、目は乾燥している。
今日もコンビニで適当な夕飯を買って、駄目だとわかっていながらも寝る直前に油っこい食事をするのだろう。シャワーを浴び、髪を乾かすのがとてつもなく面倒に感じるのだろう。
帰り道の私はとっても不機嫌な顔をしている。
毎日機嫌よく働きたいのに。
2017年5月22日月曜日
5月21日22日 両方とも晴れ
ロードバイクで50キロほど走ったあと、市民プールでひたすら泳いだ。身体はフラフラだが、頭は爽快感でいっぱいだった。
昨日あまりに身体を酷使したせいか手足の節々がだるく、会社での午前中は使い物にならなかった。自分の体力を過信し過ぎて痛い目をみた。
2017年5月20日土曜日
女っぽさ
第一、私が普段悩み苦しむことは、私の容姿や仕草を女らしくしたところで解決するものではないのに。
モテとかそんなしょうもない物差しに捕らわれない人になりたかった。自分の好きなものをひたすら追い求める人でいたかった。
2017年5月18日木曜日
2017年5月18日 一時的に雨
2017年5月17日水曜日
質問する
2017年5月16日火曜日
2017年5月16日 晴れ
疲れ果てて帰宅した昨日は、お風呂にお湯をためたのにそのまま朝まで眠りこけてしまった。朝、バタバタしながらシャワーを浴びる。バタバタ、というのが一番嫌いなのに。
健康のために、宅配野菜のオイシックスを注文しようか迷っている。家に帰れば新鮮な野菜が待ってると思うと、コンビニご飯にも頼らなくなるかもしれない。自炊をする気にもなるかもしれない。
値段は高い気がするが、健康のためにはしょうがない。そもそも、スーパーが開いてる時間に仕事から帰ってこられたらいいだけなのだけど。
2017年3月10日金曜日
寂しさの耐性
通勤電車に揺られていると、突発的にどこか遠くへ行きたくなった。
北へ行きたい。
そう思って、東北新幹線の終点の新青森駅に行く新幹線を検索した。青森県立美術館にも行きたかった。
スマホの予約画面を進む。
青森駅前のビジネスホテルを探して、ふと指が止まった。
旅行先の、自分の姿を想像した。
一人で町を歩く。食事をする。途方もなく寂しくなってきて、だめだ、心が耐えられないと思った。結局、予約はしなかった。
大学生のとき、一人旅が大好きだった。荷物を小さなリュック1つにして、そこに住んでてふらっと散歩してます、みたいな旅行をよくした。
その時の私は、寂しくなるために、一人旅にせっせと出かけていたのだと思う。つまり、大学生の時の私は寂しくなかった。実家でぬくぬく過ごし、大学やサークルの友達が数少ないけれどまわりにいて、だから時々一人ぼっちになりたかった。
今の私は、きっと一人に耐えられない。それはつまり寂しいからなのだ、なんて事実は、見えないふりをする。
2017年2月21日火曜日
26歳になりました。マリオと同い年です。
2017年1月30日月曜日
2017年1月30日
だけど会社で働き始めて、いかに毎日疲れないようにするか、ばかり考えている。
どうして、働くことってこんなにしんどいのだろうか。身体を動かしていないのに、こんなに疲れるのだろうか。
理由はおそらく、自分で何も決定できないからだ。
卒業設計のとき、後輩に何人も手伝ってもらって、身体はフラフラだったけど、アドレナリンが出て楽しくてしょうがなかった。どんどん形になっていく様子に興奮して、提出直前は72時間起き続けていた。過程はもちろん苦しかったけど、自分で考えて物事を進めていくのはこんなに楽しいのかと実感した。
今は、当たり前だけど主導権がない。末端で手を動かす役割だから、上司に言われることをきちんとやるのみだ。どうしてこんなにやることがあるんだろうと思うぐらい、毎日、毎日、新しい仕事が増えていく。やってもやっても終わりは見えない。
今、勉強したことが今後自分でリーダーシップをとる時に役に立つのだと言い聞かせても、自分でもどうかと思うぐらいぐったり疲れる。
疲れて、帰りの電車の中で、心で泣いてる。
2017年1月17日火曜日
2017年1月17日
玄関に木を敷いただけでこんなに幸せな気分になるのだから、自分の設計した家に住むとは一体どれ程の幸福なのだろうか。世のお父さんが、たとえ通勤時間が2時間とかになっても、マイホームを持ちたくなる気持ちが少しわかる気がした。
私も、働いて、働いて、働き続けたら、いつか自分の家を持てるだろうか。とりあえず今は、賃貸の部屋を自分の気に入る場所にできるよう、ちょっとずつ手を加えているところだ。
賃貸は壁に穴もあけられないし、床も変えられないけれど、それでもその不自由さを乗りこなす楽しさもきっとあるはずだと自分に言い聞かせている。
2017年1月15日日曜日
2017年1月15日
AFTER
玄関に敷き詰めると、ウッドデッキのようではないか!
雨の日のことを考えるとあんまり木は適してないのかもしれないが、気分が上がるのでしばらくこれで楽しみたい。
あとは本棚の中とクローゼットの中を綺麗にしたい。アイアン脚のテーブルも作りたい。次の週末にやろう。
2017年1月12日木曜日
2017年1月12日
夜、人身事故で電車が遅れていた。キリキリと寒く、どんよりと湿った夜。遅延の影響で、23時にも関わらず朝のラッシュかと思うほどのぎゅうぎゅう詰めの電車にうんざりした。
こんな冬に気分が沈むのもわかるけど、でもやめようよ、なんてどこかの誰かに向かって言いたくなる。
貯金がすっからかんなのにZOZOTOWNで1万円のブラウスを買った。これは、自分へのカンフル剤なのだと思う。
綺麗なブラウスを着る。それだけで嬉しくなってしばらく生き延びられる。
疲れないように、落ち込みすぎないように、自分を時々楽しませながら、私は電車に飛び込まない方を選ぶのだ。