2014年4月3日木曜日

ダサいという魅力

ふわふわとした春の陽気の中、車の免許をとった。
面倒くさがって1ヶ月行かず、2ヶ月行かず、ずるずると先延ばしにしていた教習だったが、やっと今日学科試験が終わり、晴れて運転できる身となった。

免許センターに集まった滋賀県民の中で、ヤンキーの人たちを久しぶりに見て驚いた。プーマのジャージや金髪、スウェットにクロックス。昔と全然変わらない格好だった。
高校生のときは、ヘルメットをかぶらずバリバリ音を立ててバイクに乗ってる不良のお兄さんたちはしょっちゅう見かけたし、なぜか「ガンとばすなや」と追いかけられたこともある。けれど大学生になって大阪に通うようになると、そのようなヤンキーの人たちはすっかり見かけなくなった。

久しぶりに見たヤンキーの人たちは相変わらず近づきがたく、それでも7年前とまったく変わっていない服装はどこかおかしみを感じた。

ふふふ、田舎だなあ。

大阪のような派手さが無く、京都のように洗練されておらず、昔は自分の地元はダサくて早く出たい出たいと思っていた。 でも今はその垢抜けなさを好きだと思う。ヤンキーの変わらないファッションに表れているように、いつまでたっても洗練されないそののんきさというか、おだやかさがとてもいいと感じる。

今日も、田んぼは広がり、琵琶湖はひたひたと水をたたえる。初めて、育った土地を好きだと思った。

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