American’s next top modelという好きな番組がある。なぜ好きかというと、普通の女の子が美女に豹変する様子が見られるからだ。
内容は18~24歳の14人のモデルを目指す女性が共同生活をしながら、毎週異なるテーマを与えられ撮影をし、その作品をプロのモデル、カメラマン、雑誌編集者がジャッジをして順位をつける。最下位になった人は脱落で、荷物をまとめて帰らなければいけない。毎週1人ずつ脱落していき、最終的に勝ち残った人は雑誌Vogueの表紙を飾ることができる、というものだ。
ハイファッションのモデルなので作品もアートっぽい。きれいにメイクして、きれいなドレスを着ている上からオイスターソースをかけられたり、絹のドレスを着てる上から蚕をたくさんつけられたり、マカオの超高層タワーの上で命綱をつけながら撮影したり、なんでここまで?と思うような状況がたくさんある。モデルって本当にタフな仕事なんだと初めて知った。
この番組の面白いところは撮影の様子や作品だけでなく、普段の共同生活の様子も見られるところだ。素の姿が見られ、すっぴんでおしゃべりしている様子など本当に普通の女の子に見える。モデルだと言われても「うーん本当に?」という感じだ。
それがカメラの前に立つと絶世の美女のように豹変し、その変わりようが本当にすごいのだ。普通の女の子なのにメイクし、ドレスを着ると気高い女王のような雰囲気になる。顔の造作は変わっていないのに美女になる。
最後残った二人から一人が優勝した後、審査員のプロのモデルが落選した女の子にかけた言葉が印象的だった。
「自分をプリンセスだと思って、いつも気高く振る舞いなさい。そうするとあなたはもっと美しくなれる。」
この番組を見ていると美人=表情の作り方が上手い人だということがわかる。綺麗な顔立ちが美人ということではないのだ。
Vogueのモデルにはなれないけど、美人じゃなくても美人に見せられるかも!と凡人の私にも夢を与えてくれるいい番組なのである。
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