2014年5月23日金曜日

ブログを書けるときと書けないとき

何となく書くことがないなあという日々が続いていたので、しばらく更新がとまってしまった。

久しぶりにパソコンに向かい、つくづくブログを書くというのは心躍る作業だなと思う。私は書くのがとても遅いので、記事一つに2,3時間は平気でかかる。書いては消し、書いては消しを繰り返し、思っていることにぴったり当てはまる言葉をひたすら吟味する作業はとっても楽しい。これは完全に趣味とか遊びの世界だと思っている。

ただ、書くにも出来事とか体験が必要で、気持ちがゆれる瞬間があって初めてそれを言葉にしたくなる。そして、何をしても何を見ても、どうにもこうにも心が動かないときがある。それは自分自身が何となく幸せで身体の調子もいいときだ。そういう時は日常がするすると過ぎてしまい、思い返しても特に何も印象に残っていない。

逆に、食べ物一つ、天気一つにも涙が出るほど心が震えるときがある。それはだいたいネガティブになっているときだ。「自分はだめだ」と思っているときほど、世界は綺麗に見えるような気がする。その時心はとっても敏感にいろんなことを感じ取る。

きっと落ち込むという行為が文字通り自分の心の沼に落ちている状態で、そこから外を見上げているからだろう。暗い沼の底から見る外の世界はいつも眩しく、美しく見える。

ただネガティブな状態が楽しいかといえば決してそんなことはなく、早く脱したいと願う。孤独感、絶望感、寂しさ、嫉妬とか、そういう感情は長く持ち続けられない。そしてハッピーな状態になればそれはそれで「つまらないなあ、もっとヒリヒリするような気持を味わいたいなあ」と思う。

要するに日々フラフラと感情は揺れ動き、ここ数日はのほほんとのんびり健康だったということだ。それはそれでとってもいいことなんだろうけど、やっぱりちょっとつまらない。

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