夜、電車の窓に映った自分の顔にぎょっとした。
どよんとやつれた顔だった。
どよんとしている原因は明らかに肌だ。お肌の曲がり角と言われる25歳まであと2年となったのが納得できる。今まで日傘もささず、日焼け止めもまともに塗らず、化粧水やらクリームやらで手入れもしてこなかったツケがまわってきたのだと思った。
手入れを怠りながらも、今までは若さという力で何とか保ってきた。けれどここ最近、「あれ、こんなところにほくろあったっけ?」と鏡を見てびっくりすることが多々ある。明らかに肌がたるっとしているのもわかる。もう若さだけでは何とかならないところまで来てしまった。
何とかしなければいけない。そう思い、最近始めたのが「野菜をひたすら食べる」だ。栄養のあるものを食べて内側から何とかできないか作戦だ。
外側から手入れをするのは早々と諦めた。日傘は、いつも荷物が多いのでこれ以上荷物が増えるのは無理、日焼け止めはこまめに塗り直すのが面倒くさい、化粧水や美容液はよくわからない。
それで今はひたすら野菜を食べ続けている。適当に切って煮込みコンソメを入れてそれなりに美味しく食べている。
初めて3日目だが、変化はまだない。どうか栄養分をたっぷり吸収して肌の細胞を生まれ変わらせてくれ、とひたすら自分の胃腸に祈り続ける日々だ。
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